2007年08月05日

イギリス的起源とピューリタン的起源?

19世紀前半フランスの政治家トクヴィルは『アメリカのデモクラシー』
第1部第2章(P72-P74)で
 『今日のイギリス系アメリカ人を知り、評価しようとするならば、そ
  こで、清教徒的起源とイギリス的起源とを注意深く区別しなければ
  ならない。合衆国ではときに、周囲のすべてと対照をなす法律や慣
  習に出会うことがある。そのような法律はアメリカの立法の支配的
  精神に対立する精神で書かれているように見える。(中略)
  私の考えを理解してもらうために、一つだけ例を引こう。
  アメリカの民・刑事法は監獄と保証金制度という二つの手段しか知
  らない。最初の訴訟行為は被告からの保証金を得ることであり、被
  告がこれを拒否すると、投獄するのである。請求権原の妥当性や量
  刑が議論されるのはその後である。明かにこのような制度は貧乏人
  に対するものであり、金持ちの利益にしかならない。(中略)この
  ような法律ほど貴族的なものがあるだろうか。(中略)
  この現象の説明はイギリスに求めなければならない。先に述べた法
  律はイギリスのものである。アメリカ人は彼らの法制全体、彼らの
  思想の総体に反するにもかかわらず、この法律を変更しなかったの
  である。一国の国民が慣習の次に変えないものは民事法制である。
  (中略)
  アメリカ社会の姿は、そうした表現が可能ならば、一つの民主的な
  層に覆われているが、時としてその下に貴族制の古い色が透けて見
  える。』
と書いとります。

つまり民事が大事ってことやね?
タグ:FREEDOM 自由
posted by 浅谷龍彦 at 16:42| 千葉 曇り| Comment(1) | TrackBack(0) | 思索(自由) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
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Posted by magainn55 at 2007年08月11日 15:24
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