2006年11月26日

ダリ回顧展

先週の土曜、上野にダリの絵を見に行った。実物が見られて嬉しかった。
ダリの絵は見ていて楽しい。ダリの絵にはいろいろな意味が込められて
いて、いくらでも解釈できるが、まず見ていて面白いのが一番だ。
ダリはシュールレアリズムに分類されるが、一番シュールなのはパン籠
とそこに入ったパンを現実以上の存在感で精密に描いてみせた『パン籠』
だろう。ちょっと離れて見ると本当にそこにパンとパン籠が置かれてい
るように見え、近くに行って触って確認したくなるほどの質感がある。
(違う意味でゴッホの絵も触ってみたいが。。。)

ジョン・レノンは『回想するジョン・レノン』という本におさめられた
インタビューの中で、「ダリはミック・ジャガーみたいですね。私はダ
リが好きなのですけれど。」と語り、さらにミック・ジャガーについて
は、「ミックは一種のジョークだと思うのです。私がいつもやっていた
オカマ踊りを、いま彼はさかんにやっています。私は彼を楽しんで見て
います。」とコメントしている。
レノンは二人を無条件に賞賛している訳ではないが、敬愛していたこと
には変わりない。二人に共通する商売気丸出しのショウアップは、確か
に不快だが、それが無くなると同時に面白さもなくなってしまうものだ
ろう。ぼくはデュシャンから始まる現代美術、ダダ、シュールレアリズ
ム、ポップアートの中にあるユーモアが大好きだ。デュシャン、ダリ、
マグリット、ウォーホール、小野洋子などの中にあるユーモアが。

今回の回顧展には土曜の2時過ぎに行ったが30分待ちだった。中もかな
り混んでいた。だが4時過ぎに会場を出てみると待っている行列はなく
なっていた。見に行くのは4時頃にした方がいいのかもしれない。

次はエッシャーを見に行きたい。

写真は入口の様子
dali.jpg
posted by 浅谷龍彦 at 00:57| 千葉 | Comment(2) | TrackBack(0) | 日記(ぼやき) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
見に行きたいです!! 私もダリが大好きなので。たぶん友人にいたらイヤなタイプかな、とは思いますが……(笑)。
Posted by きたざわ at 2006年12月08日 10:30
水族館でのライブ見に行けなくてすいませんでした。
この回顧展は見に行った方がいいですよ。
パン籠、記憶の固執の崩壊、ヴォルテールの見えない胸像がある奴隷市場など、数は多くないですが、いい絵が来てます。
技術自体がシュールです。

僕はダリの写真を見ると成田三樹夫を思い出します。(笑)
Posted by 浅谷龍彦 at 2006年12月08日 23:32
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